俺、無理ゲーに挑むってよ〜平行世界の地球があまりにもハードすぎる件〜

小説,現代ファンタジーカクヨム,完結,文字数100万~

https://kakuyomu.jp/works/16817330664256959437

「うーん。無理ゲーじゃね?」

落下してきた鉄柱に殺され、神の手によって異世界転移させられた少年。

その世界は、異世界ファンタジーというよりも現代ファンタジーに近い世界であり、ある時期から地球にダンジョンが現れ始めた“平行世界”の地球であった。

そんな世界に飛ばされた少年“グレイ”は、神の試練として攻略不可能と言われている“五大ダンジョン”に挑むこととなる。

が、グレイに与えられた能力はハッキリ言って雑魚だった。

“昔懐かしの玩具箱”(トイボックス)

玩具(疑惑)を具現化できる能力。

それがグレイの能力である。

「神様、俺に死ねってか」

これは、あまりにも弱過ぎる能力を上手く使いながら、自分よりも強い仲間を集めてダンジョンの攻略を目指し……異世界に来て三日目でテロリストとして指名手配されたり、なんやかんや巻き込まれてマフィアになったり、変な勘違いを起こした部下によって国家と戦争になっちゃったりする物語。

現代ファンタジー ダンジョン 異世界転生 イカれたヒロイン 並行世界 能力者バトル 勘違い 掲示板

テロリスト認定(ほぼ濡れ衣)からの、BLACK LAGOONめいた裏社会でマフィア活動スタート。

まずは既存ファミリーを潰してダンジョン利権の乗っ取りから。

「成り上がり」「勘違い」の要素が強く、神がかり的なタイミングで偶然に助けられたり困らされたりするが、最終的にはいい感じに利用して敵を出し抜くタイプの主人公。

自分から積極的に行動を起こすのでテンポよく話が進んで面白かった。